お久しぶりです、B3のめってるです。

この記事はWMMC Advent Calendar 2021 - Adventar16日目です。

昨日はATさんの記事で、題名は「マジ卍、国分寺 ~杉並三駅とPythonを絶対に許さない~」でした。内容は二本立てであり、1つ目は、Pythonは世間的には簡単と言われているけど、実際のところどうなんだろうということを例を挙げながら解説してくれるといった内容でした。私も学科の実験でPythonを使ってコードの記述を行ったことがありますが、C言語と比較するとかなりスッキリしているなと思った記憶があります。そういえば、私の友達でもPython大嫌いって言っている人いた気がします。しかしながら、Pythonを好きな人もいたりするので、どう判断するかというのはなかなか難しい問題だと思いました。2つ目は電車のダイヤに関することで、『新宿まで最短○○分』などの謳い文句の裏事情に関する内容でした。確かに、平日の朝の一番重要だと思われる時間帯にほぼ各駅停車なのは厳しいなぁと思いました。そして、通勤特快という、いかにも爆速な雰囲気を醸し出している電車が休日の快速より実は時間がかかるという事実には思わず笑ってしまいました。

というわけで早速本日分の中身に入っていこうというわけなのですが、初めにお話ししておかなければならないことがあります。今日の記事はマイクロマウスはおろか工学や理系からもがっつり離れた内容であり、しかも内容が曖昧な部分があります。まあ、はっきり申し上げると文系の内容ということです。そんな事情があるんだーということを理解していただけると幸いです。

 

 

初めに

 

さて、まず前提なのですがこの記事に目を通していただいている皆さんは生きているということになりますね!!(もし生きていなければ読むことなんてできませんもんね、、、、もし生きている自覚がないにも関わらずこの記事が読めているなんて方がいらっしゃったら、、、、、幽霊、、、、、)

なんて話は半分冗談として、生きているということは必ずしも楽しいことばかりではないですよね。人間関係が鬱で鬱でたまらないということもあるでしょう。学科の課題がたまりにたまってツライ、なんてこともあります。また、体の調子が悪くてキツイなんてこともあります。さらに、大切なモノや人との別れなんてこともあります。自分の周りの人の出来がすばらしすぎて劣等感に苛まれることもあるかもしれません。もしかしたら恋の悩みなんて話もあるかもしれません。

 

そうなんですよ、生きるって意外としんどい。

 

みなさんも一度はこのような、しんどい状況を経験したことがあるのではないかと思います。そしてこのような事態になると人間は以下のような感情を抱くのではないかと思われます。

・一体全体なんでこうなった

・はぁーしんど

・ツッラ

・やってらんねえ

・もういやだ

・やってけねえよぉ

そして、こんなことを考えていくうちに究極の問いにたどり着くことになります。

 

なんのために生きてるんすか僕(私)?"

 

まあ、間違いなくこのような問いを考えることは病む要因になりえるといえるでしょう。なぜならば明確な答えが出ないからです。しかしこのような問いは、どうやら何千年も前の昔から存在していたようで、様々な人物が各々の主張を展開しまとめてきました。そして現在、それらは哲学という分野でカテゴライズされ後世の人に学ばれているといえると私は考えます。

 

そうです。今回私が書く内容は哲学についてです。より具体的な内容を述べますと、哲学の勉強を通じて生きる意味や幸せなどについて考えてみようといった内容です。

前置きがかなり長くなってしまいましたが、何について書かんとするかを引っ張り出せたこの段階で、次の項に進んでいきたいと思います。

 

本論

この項では哲学の内容を書き連ねていきたいと思います。今回は哲学に関連する有名な本や私が個人的に読んでみたいと思った本を10冊ほどチョイスしてみました。それらを1つずつ取り上げて学んだことや考えたこと、感想を記述していきたいと考えています。さて、早速いきましょう!

1. ソクラテスの弁明(プラトン著)

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ソクラテスさん

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プラトンさん

1冊目はソクラテスの弁明です。なぜ、この本を選んだのかというとソクラテスはすべての西洋哲学の祖といわれるくらい、土台となる存在で大事な人物であり、そんなソクラテスの思想を学ぶことができるのがこの本だからです。だとしたならば、なぜプラトンが書いた本をわざわざ読んでるんだお前と指摘を受けそうですが、実はソクラテスは自身では1冊も本を記述していないと言われています。なぜなのかという部分なのですが、これは完全に私の推測になるので正確なところは分からないのですが、ソクラテスは対話を通じて真理を導いていこうということを大切にしていたといわれています。したがって、本という媒体で自身の考えを主張することにはこだわらなかったのかなーなんて思っています。さて、肝心の内容についてなのですが、ソクラテスの裁判の問答の様子を通じて、彼の考え方を学べる内容となっています。裁判?と思う方もいらっしゃると思うのですが、実は、ソクラテスは若者を惑わした罪という罪状で裁判にかけられてしまうんですね。この本は比較的短く、会話形式で書かれているおかげで比較的難易度は低いといえるでしょう。また、この本ではかの有名な「無知の知」について学ぶことができます。みなさん、無知の知というものをご存知でしょうか??端的に言えば、自分の知っている範囲のことは知っているということを自覚する。しかし知らない範囲のことは知らないという事実をありのままに受け入れるということです。知らないものを知らないと認識できる時点で他の人より優れているとソクラテスは主張しています。この考えはぜひ覚えていただきたいと思います。また、死についてもソクラテスは語っていて生きている人間は死ぬことなんてわからないんだから恐れる必要はないなんてことも主張しています。まあ、無知の知を応用したような思考であるともいえるでしょう。その他にもソクラテスが例を挙げながら多数の主張をしているのでぜひとも読んでいただきたい一冊となっています。なかなか長くなってきてしまったので次に進みます。

 

2. クリトン(プラトン著)

2冊目はクリトンという本です。この本は何とソクラテスの弁明の続編となっています。裁判の結果、死刑判決が出てしまい牢獄に囚われたソクラテスを救うために、牢屋の番人を買収して牢屋の中に忍び込んだソクラテスの友人とソクラテスの対話の様子が描かれた内容となっています。具体的な中身についてなのですが、個人としての生き方云々というよりかは、国家とは何か、法にはなぜ従わなければいけないのかなどの比較的スケールの大きな内容が書かれているイメージです。悪法も法なりという有名な言葉もここで登場してきます。今回の目的からは少しそれてしまう内容かもしれませんが、ページ数も40ページほどとなっているため、気軽に読みやすい本ではある思います。なので、興味を持った方はぜひとも手に取っていただきたい一冊となっていると思います。対話形式なのでそこまで難しい単語も出てきませんしね。さて、、、次!

 

3. 自省録(マルクス・アウレリウス・アントニヌス著)

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マルクス・アウレリウス・アントニヌスさん

この本の内容としては、、、、の前に、、、名前めちゃ長!!!ってなりますよね、、、、実は世界史を勉強したことがある人の中では、比較的有名な人なんです。この人物の正体はローマ帝国の皇帝です。この人は哲学がお好きなようで哲人皇帝なんて呼ばれています。さて、どんなことが書かれているかについてなのですが、アントニヌスさんが日々の職務や遠征のなかで気づいたことや戒め、考えたことなどをとりとめもなく書いているという感じです。いわゆる、Twitterのようなものと捉えていただいていいと思います。といってもやはり同じ人が書いているため、ある程度の傾向があり、この人はやたら生と死にこだわります。具体的に言うと、生きているうちに名声や名誉を築き上げたとしても死んだら無にかえるんやなーみたいな内容です。本当にやたら出てきます。そのほかにもやたら小難しいことを書き連ねているときもあれば、だれに対しても丁寧な言葉遣いを心がけよみたいな現代にも通じるであろう内容を書いていたりもしています。2000年前くらいの人物なのですが同じことを考えていたんだなぁなんて思うと感慨深いものがあります。まあ、そんなもんです。この人はストア哲学という哲学を専門的に学んでいるためそれらに関する記述もあり、知らないと少し内容を理解することが難しい部分もあるかもしれません。でも、ひとつひとつの記述は比較的短いので理解しやすいところをつまみながら読んでいくと良いのでは、、、なんて思っています。この本もおすすめです。さて、次に行きましょう。

 

4. 方法序説 (デカルト著)

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デカルトさん

やっと理系の皆さんにもなじみのある名前の人が登場したのではないかと思います。デカルトさんです。デカルト座標系あたりで出てくるあの人です。この人は哲学者の側面を持っており、本を多数残しています。方法序説は初心者向けに書かれていることもあって、比較的簡単な本です。ちなみにデカルトから近代哲学が始まったなんて言われています。この本のおすすめの理由はなんといっても「我思う、故に我あり」という有名な言葉を学ぶことができる点だと思います。みなさんはこの言葉の正確な意味をいえるでしょうか、、、、、?無知の知よりも想像しにくく難しいのではないかと考えます。この言葉は6章に分かれているうちの4章目で出てくる言葉です。まず、前提として、デカルトはすべての知識を疑わしいものと考えよというような考えを持っています。たとえそれが数学的に証明されている事実であってもです。そのようにすべての事象を怪しいとしていったとしてもただ一つ、否定のできない事実があるとデカルトさんは主張しています。それはなんだと思いますか、、、、?

自分自身の存在です。どんなにすべてのモノが怪しいとしてもそれを考えている自分の存在というものは否定することができないということです。換言すれば考える主体を導いているということもできると思います。これが、「我思う、故に我あり」の意味となります。より分かりやすくいうのであれば、「私は考える、だから私は存在する」なんて言い換えると良いのではないかと思います。そのほかにも、人間機械論などの理系にもわかりやすいネタが多数詰め込まれているのでこの本もオススメの1冊となっています。デカルトさん、さすが理系の単語に名を残しているだけのことはある!!といった感じでしょうか。

 

5.君主論 (マキャベリ著)

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マキャベリさん

この本は国を統治するには君主はどうあるべきか、どのような態度をとるべきか、何を優先すべきかなどの内容が書かれています。まあ、君主としてどうあるべきかということがメインとして書かれているため、人としての生き方云々などはほとんど書かれていません。自分が人の上に立ち、引き連れる立場になったとしたら役に立つときが来るのでしょうか、、、、?あとは、世界史の知識がないと、話を理解すること自体が少々しんどいかもしれません。まあ、1つ言えることがあるとするならば、この人は冷酷な人物だなんて言われる傾向にありますが、本を読んでみると冷酷というよりは、状況をよく見極められる力がある上、頭がよく切れる人物なんだなあという感想です。さて、次に進みましょう。

 

6. 自由論 (ミル著)

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ミルさん

あまり聞いたことのない人物だと思います。なぜこの本を読もうとなったかと言いますとこの本の著者であるミルはベンサムの唱えた功利主義に反対したからです。功利主義、、、覚えてますでしょうか?高校生の時に習った記憶がある人もいるかもしれません。”最大多数の最大幸福”ってやつです。私は高校生の頃習った際に、これって理想の考え方じゃね??って思ったんですね。なぜなら、より多くの人がよりいっぱいの幸せを得ることができればよいなんて最高の考え方じゃないですか!!(まあ、実際は全体の利益を優先するあまり、個人の利益を無視してないがしろにしてしまう恐れがあるなどの問題点があるんですけども、、、)そんな功利主義に反対する人の考え方を知りたくてこの本をチョイスするに至ったわけです。さて、この本の内容なのですが一言で記述することができます。それは、「個人の行動が他人の権利を侵害しない限り自由は最大限保証しなければならない」です。本当にこれが内容です。現代の基本的人権などの考えにつながるものなのでしょうか?まあ、今回の主軸とは少しずれてしまいましたね、、、、次に行きますか!!

 

7. 幸福論(ラッセル著)

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ラッセルさん

ラッセルさんです。この人は幸せについて語ってくれています。本の展開としては、不幸の要因と幸福の要因とのふたつに分割し、それぞれについて語っていくといった内容になっています。話が数多く登場するので統一的な内容を述べることは難しいのですが、端的に言えば、自分の興味や関心を外に外に広げていくことで幸せになれる、と説いているといえるでしょう。今まで紹介した本は、理論的な話が多い傾向にあったので理解することが難しかったりすぐに実生活には活かすことは難しいなどの問題がありましたが、本書では具体的な行動について多く語ってくれているので、理解が容易なうえに実際に活かしていきやすいと思います。また、この本が書かれたのが1900年代と現代に近いので、より親しみを感じやすいのではないかと思います。前に述べた通り多数の章に分割されている上、合計で260ページくらいとそこまで長いわけでもないので、ぜひ読んでいただきたいおすすめの一冊ですね。

 

8. 幸福について (ショーペンハウアー著)

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ショーペンハウアーさん

ショーペンハウアーさんです。この人も幸せについて語ってくれています。なんですが、、、、、あまり愉快なことを書いてくれません。そしてこの人は頭のよくない人をやたら見下す傾向にあります。また、この人は個人的な恨みを持つ人物を本の中に登場させ、こき下ろします。この人のライバルにヘーゲルという人物がいるのですが、ヘーゲルは本書の中でまぁまぁ批判されています。こんな調子なので、この本は全体的に暗いです。なんて調子でディスったのですが、この本は個人的に一番、ためになったなぁと感じる一冊でした。なぜかというと、この人は理想を語らないんですよね。極論、健康な肉体さえあれば幸せである、なんてことを言います。また、自分の関心を広く広くして幅広い基盤の上に幸せを築こうとしても、広くなった分受け止めなければならない不幸も増えるなんてことを主張したりもしています。また、本のなかで昔の偉人の言葉を引用して記述してくれているので昔の人物の考え方も同時に学ぶことができたりもします。今までの幸福論は幸福になるために何かをしなさいみたいな感じがあると思うのですが、ショーペンハウアーは幸福になるためには何かを成し遂げる必要はないと主張しています。なかなか面白い考え方だと思います。400ページ弱と少し長めの本ではあるのですが、役に立つことや興味深いことが沢山書かれているので、是非とも手にとって読んでいただきたい一冊ですね。

 

番外編

ここでは途中まで読んだけど挫折した本について、供養のために少しだけ記述を行いたいと思います。

9. 死に至る病 (キルケゴール著)

端的に言うと、小難しいです。そして、話が難解なので何を言っているかわかりません。私は、開始25ページでリタイアしました。やたら同じ言葉の言い回しが出てきて途中で進次郎構文か??と突っ込みたくなってしまいました。なんか、絶望とは何かということについて語っているらしい、、、?

10. 善悪の彼岸 (ニーチェ著)

かの有名なニーチェ先生です。ニーチェの本は難しいことは知っていたのですが、善悪の彼岸は比較的簡単らしいとの事だったので、今回チャレンジしてみました。が、しかし、私には難しすぎました、、、、もはや何を言っているのかについてもよくわかりません。何言ってるん??ていうか、これがニーチェの中でも容易なほうって本当なんですかね??嗚呼、哲学、、、、、、、

哲学の深淵を覗いた気がした、そんな本でした。

11. 純粋理性批判 (カント著)

だめだむずい、そしてページ数驚異の800ページ越え。有名だからと安易に手を出すべきではありませんでした、、、、

12. 精神分析論 (ヘーゲル著)

これもむずい、だめだこりゃ。

 

おわりに

自分の読んだ本について乱文、駄文書き連ねてきました。ここまで読んでくださった方誠にありがとうございます。そして、中身をすっ飛ばしてここまで飛んできたぜって方もありがとうございます。開いて即閉じした方も、絶対にここには目を通していないでしょうけどもありがとうございます。さて、最初に記述した目的である生きる意味や幸せについて私は学べたのかというと、結論から言うとよくわかりませんでした。なんだいそれって思われる方もいるかもしれませんが、これは投げやりな意味ではなく、深すぎてとても分かったとは言えないという意味となっておりますです。だって、興味関心を外に外に広げることが大事って言ってる人もいれば、何もする必要はないなんて言ってる人もいるんですよ!?これを分かったと言い切るのはなかなかに難しいですね、、、、、。まあ、読書が少し好きになったというか、習慣化したことは収穫かもしれません。あとは、自分の中の引き出しも多少増えたでしょうか。今後も時間を見つけては哲学に限らず様々なことを学んでいきたいなんて思っています。

個人的な話はこれ位にして、、、ここからは読んでくださっている方へ向けてのメッセージになります。きっとこれを読んでくださっている方々は理系の人が多いと思うので、こういう哲学や歴史、そして曖昧で答えの出ない議論は好きではない方が多いのではないかと思います。実際、これを書いているときに隣に座っていた私の友達からはつまらなさそうだなーなんてことを言われてしまいました(泣)。でもですよ、きっと長い人生のどこかのタイミングでこのようなことを考えるタイミングが来ると思うんですよ。世の中は簡単に答えが出るほど単純ではないと思われるうえ、人生は常に順風満帆ではないと思います。それに、何も考えないで生きていると、大義を見出さないと、やっぱり薄っぺらくなっちゃいますよね。そんな時にもしかしたら今回紹介したような、哲学がヒントを与えてくれるかもしれません。こんな話はくだらないと思う人もいるかもしれないし、馬鹿らしいと思う人もいるかもしれないけど、私としては皆さんに今後の人生、生きていくことについての1つのツールをお示しできたならばとてもとても嬉しいです。これ以上は長くなってしまうのでこの辺にとどめておきます。(こういう議論が好きな時点できっと私は理系よりも文系よりの人間なのかなーなんて思う今日この頃でございます、、、)

17日目は、Y.imanishi氏のターンです。内容は未定とのことです。みていかー、そんな明日のブログを読んでみてい。

最後に若干ボケてしまいました。申し訳ありません(笑)。それでは、おしまいにしたいと思います。全く工学に関係ない内容で申し訳ありませんでした。それにも関わらず、目を通してくださった方ありがとうございました!!そして、アドベントカレンダーを企画してくださったジャッジ―さん、ありがとうございました!

ばいばーい。

 

 

自己紹介

こんにちは、WMMCのB2のめってると申します。高校は自称進学校ですらなく自称学校のサル山男子校出身です。これを言うとなぜか結構驚かれるのですが、演劇部に所属していました。子供のころは鬼ごっこをするのが好きでした。今もよく学科の課題と鬼ごっこして遊んでいます。ちなみに左利きでAB型です。

私も先輩から声をかけていただいて、

WMMC Advent Calendar 2020 - Adventar

の21日目に参加することになりました。

昨日は、だいち2号氏によるイエロートレインのマロネロ38(Nゲージ)を作る - だいち2号の製作部屋 (hatenablog.com)でした。私も幼いころは電車が好きでプラレールなどで遊んでいた記憶があるので、とても興味深いテーマでした。

 

さて、今回のテーマは何にしようかなーと考えていたのですが、これがなかなかに難しく、頭をひねる毎日でした。テーマは何でもよいとの事だったので、じゃあ、趣味の世界史について語るかーなんてことを考えていました。でも、それだとあまりに他の方と内容がかけ離れすぎてないかって感じがします。さすがに雰囲気をぶち壊す感じになるのもよくないと思ったので、今回は世界史について書き連ねていきたいと思います! (手首複雑骨折レベルの手のひら返し)

突然なんですけど皆さんは、私のめってるという名前、どこから来た名前なんだろうと思いませんでしたか?じつはコレ、世界史の人物の名前からとったものなんですね。それはこの人。

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 かわいいー

この人は、クレメンス・フォン・メッテルニヒという人物です。この人物はオーストリア帝国の宰相(首相)でウィーン体制の時代、つまり、1800年代前半に活躍した人物です。もう、お気づきのことと思いますが、私の名前は、メッテルニヒのめってるということになるんですね。いやーしかしこの絵ほんとうにかっこいいですよね。髪型の感じを見るに、いかにもクラスの陽キャって感じを受けますね。すばらしい。本当にすばらしい。このメッテルニヒ君は30年ぐらい帝国内で権力を握り続けていたのですが、その強権的な政治に耐えられなかった民衆によって1848年に3月革命という出来事がきっかけで国から追い出されてしまい、寂しい晩年を送りました。ちなみに、先ほどの画像はもっともイキが良く、調子に乗っていた頃のメッテルニヒ君を描いた絵画です。1800年代は世界情勢がかなり揺れ動く時代で、学ぶことや考えさせられることが豊富にあるのでおもしろい時代だと私は思います。皆さんも、ぜひとも世界史に親しんでください! 以上、文系に最も近い理系(自称)の戯言でした。

(私は、勉強の教科でいったら一番世界史が物語を学んでる感じがして楽で面白いと思っているんですけどなんで歴史は人気ないんですかね?)

 

 このままだと、歴史の話だけになってしまうのでここからは私がこの一年の間に製作したものについて一部紹介したいと思います。

 

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これは、今年の初め頃に陶芸を行ったときの作品です。陶芸は初めてだったのですが粘度遊びを思い出して、懐かしい気持ちになりました。奥の色が付いていない作品はなんにも考えずにひたすらにこねて作ったものです。手前の二つはお酒が好きな私の偉大な友達二人のために、猪口を作ってプレゼントしようと思って製作したのですが、猪口のわりには大きすぎたことと、色が絶妙に気持ち悪くなってしまった結果、プレゼントできずどうにもこうにもならなかった作品です。 

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これは羊毛フェルトで熊を作ったときですね。羊毛フェルトは意外と楽しくて、しかも無心で没頭できるので精神安定剤としてとても良いです。これは6月くらいに製作したのですが、その頃は実験のレポートに毎週追われていて、精神的にかなりつらかったので羊毛フェルトの針を死んだ顔でチクチクしていたことを思い出します。本当はこの後に服を着せてあげる予定だったのですが完全に挫折しました。そしてあらためて冷静な目で見てみると顔と胴体が絶妙にキモイ。完全に感情を失ってますねこの熊。

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これも羊毛フェルトです。ポケモンフワンテを作りました。さっきの、感情を失った熊ちゃんよりはマシな出来になっているのではないかと自負しています。進化系のフワライドも作っていたのですが、飽きてしまったので完全に放り投げた記憶があります。

そのほかにも革細工に挑戦したり、ほかにも羊毛フェルトで作品作ったりしていたのですが、どれもこれもクオリティがえげつなく低いか、途中で放り投げている作品となっていて、見るに堪えないので紹介はこのぐらいにしておきたいと思います。

 

最後に電子工作をのせます。

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統合開発環境であるSTM32CubeIDEとSTM32マイコンを用いてドレミファソラシドに合わせてLEDが一秒ごとに光るという電子工作を行いました。プログラミングや、STM32CubeIDEの使い方の良い勉強になったと思います。見栄えが煩雑すぎるので、基板にはんだ付けを行ってもう少しすっきりした見た目にしたかったですね.......

 

おわりに

今回のブログはこのくらいにしておきます。なんだか、自分の思い付いたことや、やったことをとりとめなく書き連ねた感じでまとまりがありませんね…スミマセン…。このまま書き続けても、収集がつかなくなっちゃうだけなのでこの辺でおしまいとするのが無難すぎて、サン・ブナンの原理という説まであります。

せっかく、ブログを開設したのでこれからも更新をしていきたいと思います。

明日の担当はとまとさんです。テーマは「おすすめされた本を紹介とNetflixのおすすめ紹介」です!私も、自粛期間中にマキャヴェリ君主論を読んだ記憶があります(最後まで世界史の話題を引きずる男)。おもしろそうなテーマなので楽しみです!

ではこの辺で、読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年のクリスマスはサンタさんと過ごします。